メニューにジャンプ コンテンツにジャンプ

ホーム > こころの病気について > 睡眠障害

睡眠障害

睡眠障害 不眠症

睡眠障害(不眠症)とは、睡眠に何らかの問題がある状態をいいます。眠れなくなることはよくみられますが、眠れないことイコール不眠症ではありません。不眠の原因には、環境や生活習慣によるもの、精神的・身体的な病気から来るもの、薬によって引き起こされるものなど、様々です。
就寝前のアルコールやたばこ、カフェインを含む飲み物も睡眠障害の原因になります。睡眠障害は生活習慣病やうつ病など他の疾患の原因となることがあります。まずは不眠の原因を見極め、生活習慣の改善を含めた適切な治療が必要です。

早朝覚醒

睡眠障害の一つの形で、朝早く目覚め、再度眠ることができない状態をいいます。老化現象の結果として起こる場合もありますが、ストレス過多でも出現します。特にうつ病でみられやすい症状です。

中途覚醒

夜中に何回も目覚め、再入眠が困難な場合がしばしばあります。ストレスなどで脳の覚醒水準が高くなると、その人の睡眠が全体として浅くなり、なんとか眠れても、入眠後3時間くらい経つと目が覚めてしまいます。

睡眠覚醒リズム障害

ヒトの体内時計の周期は約25時間で、私たちは毎日これを24時間に調整して生活しています。睡眠・覚醒のリズムがうまく調整できなくなった状態を概日リズム障害といい、海外出張(時差ぼけとなる)や、交替勤務でも起こります。他に、就寝と起床がどんどん後ろにずれ込む睡眠相交替症候群があり、職場ではだらしない朝寝坊の遅刻魔と見なされがちです。

脚むずむず症候群

寝ていると脚がむずむずして眠れなくなる、高齢者に多い障害です。