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発達障害

発達障害とは、自閉症、アスペルガー症候群等の広汎性発達障害(PDD)、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)等、脳機能の障害であって、通常は低年齢において症状が発現する障害です。大人の方でも同様の障害のある方がいます。また、発達障害は重複することが特に多いという特徴があります。

主な特徴

こだわりが強く、突発的な出来事や予定の変更への対応が苦手な人もいます。(PDD など)
時間の感覚がわかりにくかったり、不快と感じる音を聞き流せない人もいます。(PDD など)
相手の話が理解できない、思っていることをうまく伝えられない人もいます。(LD など)
読み書きや計算が苦手な人もいます。(LD など)
興味のあるものをすぐに触ったり、手に取ったりせずにはいられない人もいます。(ADHD など)
目的もなく歩き回ったり、そわそわして休みなく動いている人もいます。(ADHD など)

自閉症は「1. 対人関係の障害」「2. コミュニケーションの障害」「3. パターン化した興味や活動」の3つの特徴をもつ障害で、生後まもなくから明らかになります。最近では症状が軽い人たちまで含めて、自閉症スペクトラム障害という呼び方もされています。

アスペルガー症候群 ... 自閉症の一種で、高機能自閉症と呼ぶこともあります。通常の自閉症と違い知的障害はありませんが、相手の感情や雰囲気を察することができず、人や社会とのコミュニケーションに支障をきたしやすいという特徴があります。